スマホの修理に必要な接着剤を、100均で手軽に購入できることをご存知ですか?
この記事では、100均で購入できるおすすめの接着剤や、どこに売ってるのかを詳しく解説します。
ダイソーをはじめとする100均では、スマホのバックパネルやガラス部分の修理に使えるエポキシ接着剤やシリコン接着剤、さらにはガラスボンドや両面テープなど、さまざまな接着剤が揃っています。
これらは、ホームセンターで販売されている商品に劣らない品質を持ちながら、安価で手に入るのが魅力です。
さらに、接着剤の剥がし方や使い方のポイントも紹介するので、初めてのスマホ修理でも安心して取り組めます。
スマホ用の接着剤が100均で購入できる?
- 100均のどこで接着剤が買える?
- ダイソーで人気のスマホ接着剤
- エポキシ接着剤の使い方と注意点
- スマホのバックパネルに最適な接着剤
- ガラスボンドはスマホ修理に使える?
- 両面テープを使った簡単なスマホ修理方法
100均のどこで接着剤が買える?
100均ショップで接着剤を購入する場合、まず探すべき場所は「DIYコーナー」です。
多くの100均では、工具や修理用品を取り扱うDIYコーナーが設けられており、ここに接着剤が並んでいることがほとんどです。
特に、棚の上部や目立つ場所に配置されていることが多いので、見つけやすいでしょう。
DIYコーナーには、家庭用の補修アイテムや簡単な工具と一緒に、木工用や瞬間接着剤、強力なエポキシ接着剤など、さまざまな種類の接着剤が用意されています。
また、文房具コーナーやクラフト用品コーナーにも接着剤が置かれていることがあります。
特に小さな修理や手芸に使うタイプの接着剤は、文房具や手芸関連のコーナーにまとめて展示されていることが多いです。
これらの接着剤は、粘度が異なり、プラスチックや布、紙などの特定の素材に対応している場合があります。
そのため、購入時にはパッケージを確認して、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、どのコーナーに設置されているかは店舗によって異なることもあります。
100均では商品が定期的に入れ替わるため、品揃えが異なる場合も考えられます。
見つからない場合は店員に聞いてみると、どこにあるかすぐに教えてもらえるでしょう。
このようにして、DIY用品やクラフト用品を取り扱うコーナーを重点的に探せば、必要な接着剤をスムーズに見つけることができます。
ダイソーで人気のスマホ接着剤
ダイソーでは、スマホの修理や補修に適した接着剤がいくつか取り揃えられています。
その中でも特に人気が高いのが「エポキシ接着剤」です。エポキシ接着剤は、強力な接着力を持っており、スマホのバックパネルやディスプレイの修理に使用されることが多いです。
2液を混ぜ合わせることで化学反応を起こし、強固に接着するタイプのため、プラスチックやガラスなど異なる素材をしっかりと固定できます。
強度が高いため、落下や衝撃にも耐える補修が可能です。
一方で、エポキシ接着剤以外にも「シリコン接着剤」も人気があります。
シリコン接着剤は、スマホの縁やカバーの取り付けなどに使用され、防塵・防水性を維持しつつ、比較的簡単に剥がすことができるという特徴があります。
そのため、スマホの修理を自分で行う際に、後から修理箇所を開ける必要がある場合に便利です。
ダイソーでは、このシリコン接着剤も手頃な価格で提供されています。
さらに、簡単に使用できる「両面テープ」も人気商品です。
特にスマホのパネルやカバーの固定には、強力な粘着力を持つ両面テープが使われます。
ダイソーでは、幅が異なるタイプや薄型のものもあり、スマホ修理に適したものを選ぶことができます。
これらの商品は、コストパフォーマンスが高く、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。
エポキシ接着剤の使い方と注意点
エポキシ接着剤は、非常に強力で多用途に使用できる接着剤ですが、正しく使うためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まず、エポキシ接着剤は「2液タイプ」と呼ばれるものが主流であり、本剤と硬化剤を混ぜ合わせて使います。
これらを均等に混ぜ合わせることで化学反応が起こり、硬化し始めます。
そのため、使用前にしっかりと準備をし、必要な量を計画的に調合することが重要です。
混合した後は、短時間で固まり始めるため、スピーディに作業を進める必要があります。
使い方としては、接着する面を事前にしっかりと清掃しておくことが大切です。
埃や油分が残っていると、接着力が弱まってしまうため、接着面をアルコールなどで拭いて乾かしておきます。
次に、エポキシ接着剤を混合し、必要な部分に薄く均一に塗布します。
この際、厚く塗りすぎると硬化後に見栄えが悪くなることがあるため、薄く広げるようにしましょう。
接着後は、しっかりと固定して、完全に硬化するまで動かさないようにします。
一方、エポキシ接着剤にはいくつかの注意点もあります。
まず、硬化する際に強い化学反応が起こるため、換気の良い場所で使用することが推奨されます。
また、肌に直接触れると炎症を引き起こすことがあるため、必ず手袋を着用して作業を行いましょう。さらに、接着力が非常に強いので、誤って接着した部分を剥がすのは困難です。
そのため、あらかじめ位置をしっかりと確認し、慎重に作業を進めることが重要です。
エポキシ接着剤は非常に便利な反面、使用方法や環境に注意を払うことで、効果的に使うことができます。
スマホのバックパネルに最適な接着剤
スマホのバックパネルを修理や再接着する際には、適切な接着剤の選択が非常に重要です。
バックパネルは、スマホの外観だけでなく防水性や耐衝撃性を担う部分でもあるため、使用する接着剤がしっかりと機能する必要があります。
最適な接着剤としてよく選ばれるのが「エポキシ接着剤」と「シリコン接着剤」の2種類です。
エポキシ接着剤は、非常に強力な接着力を持っており、スマホのプラスチック製やガラス製のバックパネルにも対応します。
この接着剤は、一度固まると非常に強固になり、落下や衝撃による剥がれが少ないため、長期間の耐久性が求められる修理に適しています。
また、防水性や耐熱性も高く、スマホを高温多湿な環境でも安心して使用することができます。
ただし、エポキシ接着剤は硬化後の取り外しが非常に難しいため、再度修理が必要になる可能性がある場合は注意が必要です。
一方、シリコン接着剤は、バックパネルの再接着においても人気があります。
この接着剤は、エポキシよりも柔軟性があり、剥がしやすい特徴を持っています。
例えば、修理後に再度開封する可能性がある場合や、完全な密閉性よりも手軽さを重視する場合には、シリコン接着剤が適しています。
さらに、防水性を維持しつつも柔軟に動くため、スマホを頻繁に使う人にとっても利便性の高い選択肢です。
このように、バックパネルの接着にはエポキシ接着剤かシリコン接着剤が推奨されますが、修理目的や将来的なメンテナンスのしやすさを考慮し、適したものを選ぶことがポイントです。
ガラスボンドはスマホ修理に使える?
ガラスボンドは、特にスマホのディスプレイやガラス製のバックパネルの修理に使える接着剤の一つです。
このボンドは、ガラスやプラスチックなどの透明な素材に使用できるように設計されており、見た目を損なわずに接着することができるため、スマホのようなデザイン性を重視するデバイスに適しています。
ガラスボンドの大きな利点は、その透明性と高い接着力です。
ガラス面に使用しても目立たないため、ディスプレイやガラスパネルの接着に使うことで、修理後の美観を損なわずにすみます。
また、ガラスボンドは硬化後に非常に強固になり、スマホのガラス部分が衝撃や圧力に耐えられるようになります。
そのため、割れたディスプレイの補修やガラスパネルの再接着に適しているといえます。
一方、ガラスボンドを使用する際にはいくつかの注意点もあります。
まず、硬化するまでに時間がかかる製品が多く、完全に固まるまでにスマホを動かさないよう注意が必要です。
また、接着力が非常に強いため、一度固まると修理箇所を再度開けることが難しくなります。
これは特にスマホの内部修理が今後も必要になる場合にデメリットとなる可能性があります。
そのため、頻繁に開閉する可能性がある部分には、ガラスボンドよりも取り外しやすい接着剤を検討する方が良いかもしれません。
結論として、ガラスボンドはスマホ修理において特にガラス部分の補修に適していますが、その特性を理解し、用途に合った場面で使用することが重要です。
両面テープを使った簡単なスマホ修理方法
両面テープを使ったスマホ修理は、簡単かつ手軽にできる方法として多くの人に利用されています。
特にスマホのバックパネルやディスプレイ、フレーム部分の固定において、強力な両面テープは非常に有効です。
手軽で初心者でも扱いやすいという点が、両面テープを用いた修理の大きな魅力です。
まず、修理を行う際には、テープを貼る面をしっかりと清掃することが大切です。
ホコリや油分が残っていると、両面テープの接着力が弱くなり、すぐに剥がれてしまうことがあります。
そのため、アルコールや清掃用クロスを使って、接着面を清潔にしてから作業を始めましょう。
次に、適切なサイズにカットした両面テープを、接着部分に丁寧に貼り付けます。
スマホの修理用両面テープは薄くて強力なものが多く、特に液晶パネルやバックパネルに使う場合は、専用のものを選ぶとよいでしょう。
また、両面テープを使用するメリットは、接着剤に比べて後から剥がしやすい点です。
修理後も何度か分解が必要になる場合には、両面テープを使用することで、比較的簡単にスマホを開閉することが可能です。
ただし、両面テープを使った修理は接着力が接着剤に比べて弱いため、強い衝撃には耐えられないことがあります。そのため、落下などが多い場合には注意が必要です。
このように、両面テープを使った修理方法は簡単で、初心者にも取り組みやすいものの、使用用途や接着強度を考慮して慎重に選ぶことが重要です。
スマホ用の接着剤:100均での選び方と剥がし方
- シリコン接着剤を使った修理の利点
- 100均とホームセンターの接着剤の違い
- スマホ接着剤の剥がし方と注意点
- 剥がれにくい場合の対策方法
- スマホ修理におすすめの接着剤とは?
シリコン接着剤を使った修理の利点
シリコン接着剤を使った修理には、いくつかの大きな利点があります。
まず、シリコン接着剤は柔軟性が高いため、衝撃に強いという特徴があります。
スマホは日常的に持ち歩き、落としたり衝撃を受けることが多いため、硬い接着剤よりも、シリコンのような弾力のある接着剤が有効です。
特にスマホのバックパネルや側面の接着には、この柔軟性が衝撃を吸収し、パネルの剥がれや割れを防ぎやすくします。
また、防水性が高いこともシリコン接着剤の利点です。スマホは水に濡れるリスクが常に伴いますが、シリコン接着剤は水や湿気に強いため、スマホ内部への水分の侵入を防ぐ効果があります。
これは、防水性能を持つスマホの修理においても重要な要素です。
シリコン接着剤を使用すれば、修理後も防水性を保ったまま利用できるため、安心して使い続けることができます。
さらに、シリコン接着剤は取り外しやすいという特徴もあります。
スマホの修理では、後から再度分解や調整が必要になることがあるため、エポキシ接着剤のように固まると外せない接着剤よりも、シリコンのように柔軟性があり、簡単に剥がせる接着剤が便利です。
この点で、再修理が想定される部分や、取り外し可能な修理にはシリコン接着剤が最適です。
ただし、接着力はエポキシ接着剤に比べて弱いため、非常に強固な接着が必要な場合には適していないこともあります。
このように、シリコン接着剤の利点は多いですが、用途に応じて使い分けることが重要です。
100均とホームセンターの接着剤の違い
100均とホームセンターで販売されている接着剤には、いくつかの違いがありますが、その違いは主に品質や価格に表れます。
まず、100均の接着剤は価格が非常に安価で手軽に購入できる点が魅力です。
日常的な軽い修理や、ちょっとした補修に使う場合、100均の接着剤は十分に機能します。
たとえば、スマホのバックパネルやディスプレイの固定など、頻繁に使用しない部分の修理には、100均の接着剤でも問題ないことが多いです。
一方、ホームセンターの接着剤は、一般的に品質や耐久性が高いものが多く、プロフェッショナル向けの商品も充実しています。
特に、接着力の強さや耐熱性、防水性に優れた製品が多いため、長期間使い続ける部品や高い耐久性が求められる修理にはホームセンターの接着剤が適しています。
例えば、スマホを頻繁に使用する人や、落下リスクが高い環境で使う場合には、ホームセンターで販売されているエポキシ接着剤や高強度のシリコン接着剤を選ぶのが良いでしょう。
また、製品の種類や用途に応じた選択肢が広いのもホームセンターの特徴です。
スマホ修理用の接着剤を探す際に、より専門的な製品が揃っているため、素材や用途に合わせて最適な接着剤を選ぶことができます。
例えば、ガラス、プラスチック、金属に適した接着剤など、各素材に特化した商品が多く見つかります。
総合的に、100均の接着剤は価格重視で手軽に使える一方、ホームセンターの接着剤は品質や耐久性を重視したい場合に選ぶのが適しています。
用途や修理箇所に応じて、どちらを選ぶかを検討すると良いでしょう。
スマホ接着剤の剥がし方と注意点
スマホに使用された接着剤を剥がす作業には、いくつかの方法がありますが、慎重に行うことが重要です。
接着剤を剥がす際には、スマホの素材や修理箇所を傷つけないように注意が必要です。
特にエポキシ接着剤のような強力な接着剤を使用した場合、誤った方法で剥がそうとすると、スマホのパネルや内部の部品を破損させるリスクがあります。
まず、剥がす際の一般的な方法として「熱を加える」ことが挙げられます。
接着剤は熱を加えることで柔らかくなり、剥がしやすくなることがあります。
ドライヤーや専用のヒートガンを使用して、接着部分を温めると、接着力が弱まり、徐々にパネルやパーツが外れていきます。
ただし、加熱しすぎるとスマホ自体の回路やバッテリーに悪影響を与える可能性があるため、温度調整には細心の注意が必要です。
次に、接着剤専用の溶剤を使う方法もあります。
エポキシ接着剤など強固な接着剤を溶かすためには、専用の剥離剤が有効です。
この溶剤を接着部分に少量塗り、しばらく待ってからパーツをゆっくりと取り外します。
ただし、スマホに使用されている樹脂やプラスチック部分が溶剤に弱い場合があるため、使用する際には事前に素材への影響を確認することが大切です。
また、剥がす際には「力をかけすぎない」ことも重要です。
接着力が強いからといって、無理に力を加えて剥がそうとすると、スマホ本体や部品が破損する可能性があります。
ヒートガンや溶剤を併用し、ゆっくりと剥がすことが安全です。
特に、ガラスや液晶パネルの剥離には細心の注意を払い、ピンセットや専用工具を使って慎重に作業を進めると良いでしょう。
このように、スマホ接着剤を剥がす際には、適切な温度管理や溶剤の使用、慎重な作業が求められます。
スマホを安全に修理するためには、作業環境や手順を十分に確認してから進めることが重要です。
剥がれにくい場合の対策方法
スマホの修理やパーツ交換を行う際に、接着剤が剥がれにくいことはよくある問題です。
このような場合、適切な対策を取らなければ、スマホ本体を傷つけたり、内部のパーツを損傷するリスクがあります。
まず、剥がれにくい接着剤を取り除く最も効果的な方法は「加熱」です。
ドライヤーや専用のヒートガンを使って接着部分を温めると、接着剤が柔らかくなり、パーツが取りやすくなります。
ただし、温度が高すぎるとスマホの内部部品やディスプレイにダメージを与えることがあるので、適度な温度で加熱することが重要です。
次に、専用の「剥離剤」や「溶剤」を使用する方法も効果的です。
特にエポキシ接着剤や強力な接着剤を使用した場合、剥離剤を少量塗布することで接着剤を溶かし、簡単に剥がすことが可能です。
これを使用する際には、スマホの素材に合ったものを選び、使用する部分が溶剤に弱くないか確認してから作業を行いましょう。
また、剥がれにくい場合は、ピンセットやプラスチック製のヘラなどの専用工具を使うことも有効です。
これにより、接着面を少しずつ慎重に剥がすことができ、無理な力をかけずにパーツを取り外すことができます。
力任せに剥がそうとすると、パネルや内部パーツに負担がかかるため、ゆっくりと作業を進めることが肝心です。
このように、加熱や専用溶剤、工具の使用で接着剤が剥がれにくい場合でも対応することができます。
作業時にはスマホの材質や部品の特性に注意し、慎重に対策を講じることが大切です。
スマホ修理におすすめの接着剤とは?
スマホ修理に使用する接着剤は、修理内容や素材に応じて選ぶことが重要です。
特におすすめの接着剤としては、以下の3つが挙げられます。
1つ目は「エポキシ接着剤」です。
エポキシ接着剤は非常に強力で、スマホのバックパネルやディスプレイ、内部パーツの固定に適しています。
2液を混ぜることで化学反応が起こり、硬化後は非常に高い耐久性を持ちます。
耐熱性や防水性も備えているため、スマホを長期間しっかりと固定できる接着剤を探している場合には最適です。
ただし、一度硬化すると取り外しが困難になるため、慎重に作業を進める必要があります。
2つ目のおすすめは「シリコン接着剤」です。
シリコン接着剤は、柔軟性があり、接着した部分が衝撃を吸収しやすいという特徴があります。
スマホを頻繁に使う人や、後から分解する可能性がある修理には、このシリコン接着剤が適しています。
防水性もあるため、外部の湿気や水からスマホを守ることができるのも大きなメリットです。
エポキシ接着剤と比べて接着力は劣るものの、後から剥がしやすい点が利便性につながります。
3つ目は「強力な両面テープ」です。
スマホ修理専用の極薄両面テープは、特にディスプレイやバックパネルを固定するのに非常に便利です。
手軽に扱え、接着力も高いため、DIYでスマホを修理したい人には最適な選択肢です。
また、両面テープは後から剥がすのも比較的容易で、再修理が必要な場合にも簡単に対応できるのが特徴です。
これらの接着剤は、それぞれの特徴に合わせて使い分けることで、スマホ修理をより確実かつ簡単に行うことができます。
修理内容やスマホの部品に合わせて最適な接着剤を選ぶことが、成功の鍵となるでしょう。