ZTEスマホを使用していて、突然「リカバリーモード」に入ってしまい、どう対処すればいいか分からず困っていませんか?
特にLiberoシリーズのように、機種によっては起動方法が異なる場合もあり、正しく操作しなければ端末を強制初期化してしまうリスクもあります。
この記事では、ZTEリカバリーモードに関する基本的な知識から、正しい起動方法、そして抜け出せない場合の対処法までをわかりやすく解説します。
また、初期化との違いや、セーフモードとリカバリーモードの違いについても触れながら、混乱しやすいポイントを整理しています。
ZTEスマホが不調なとき、焦らず冷静に対応するための正しい情報を、ここでしっかりと押さえておきましょう。
ZTEスマホでリカバリーモードを起動する方法は?
- ZTEスマホのリカバリーモードとは
- リカバリーモードになる理由は何?
- セーフモードとリカバリーモードの違い
- Liberoのリカバリーモード起動手順
- リカバリーモードと初期化の違いを解説
ZTEスマホのリカバリーモードとは

ZTEスマホに搭載されている「リカバリーモード」は、端末が正常に起動しなくなった場合や操作不能な状態に陥ったときに利用される、いわば緊急対応用のメンテナンス機能です。
通常の起動プロセスとは異なり、Android OSの起動前にアクセスする特別なモードで、タッチ操作ができない状態でも物理ボタンを使って操作できるのが特徴です。
リカバリーモードに入ると、画面にはテキストベースのメニューが表示され、「システムの再起動(Reboot system now)」や「初期化(Wipe data / factory reset)」、「キャッシュの消去(Wipe cache partition)」などの機能を選ぶことができます。
こうした機能は、端末がフリーズして通常操作できないときや、ウイルス感染や設定トラブルなどが原因で正常に動かないときに有効です。
ZTEスマホでは、機種によってリカバリーモードへの入り方が少し異なる場合がありますが、基本的には電源を切った状態から「電源ボタン」と「音量上ボタン」または「音量下ボタン」を同時に長押しすることで起動します。
画面に「ZTE」や「リカバリーモード」などのロゴや文字が表示されたら、ボタンを離して操作を進めます。
このようなメンテナンスモードは非常に便利な一方で、操作を誤ると端末のデータがすべて削除されてしまう恐れもあります。
特に「Wipe data / factory reset」は端末を工場出荷状態に戻すもので、写真やアプリ、連絡先などもすべて消えてしまいます。
あくまでも「最終手段」として、状況を見極めたうえで慎重に使うことが重要です。
リカバリーモードになる理由は何?
ZTEスマホが意図せずリカバリーモードに入ってしまうケースは、いくつかの原因が考えられます。
その中でも特に多いのが、システムのエラーやアップデートの失敗などによって、通常の起動が妨げられている状態です。
これは、Android OSが何らかの不具合を検知し、自動的にリカバリーモードに移行して修復のチャンスを与える設計になっているためです。
もう一つの理由として、ユーザーが操作ミスによってリカバリーモードに入ってしまうケースもあります。
たとえば、電源ボタンと音量ボタンを同時に長押ししたまま起動してしまうと、そのままリカバリーモードに入る機種もあります。
特にZTEのLiberoシリーズなどは、ボタン操作でのモード切替がシンプルなため、意図せずモードに入ってしまう可能性も否定できません。
また、バッテリーの不具合やアプリの衝突、ストレージ容量の逼迫も、端末の起動エラーを引き起こす要因となり得ます。
これにより、通常のAndroid起動ができず、リカバリーモードを通じて対処を促されることがあります。
さらに、セキュリティロック解除に失敗し続けた結果として、強制的にリカバリーモードに入る場合もあります。
いずれにしても、リカバリーモードに入るということは、何らかの異常が発生している可能性が高いサインです。
軽度のトラブルであれば再起動で解決する場合もありますが、何度も繰り返される場合やリカバリーモードから抜けられない場合は、初期化や修理といった対応も検討しなければなりません。
セーフモードとリカバリーモードの違い

セーフモードとリカバリーモードはどちらもAndroid端末のトラブル対応に使われるモードですが、それぞれの目的や機能は大きく異なります。
ZTEスマホでもこの違いを理解しておくことで、状況に応じた適切な対応が可能になります。
セーフモードは、端末を「最小限の機能」で起動させるモードです。
このモードでは、出荷時にインストールされていたアプリのみが有効になり、ユーザーが後から追加したアプリは一時的に無効化されます。
これにより、動作不良の原因となっているアプリを特定したり、アンインストールしたりすることが可能になります。
つまり、セーフモードはソフトウェア由来のトラブルを安全に診断・修正するためのモードといえます。
一方、リカバリーモードは、端末が正常に起動しないような深刻なトラブルに対応するためのモードです。
タッチ操作が効かなくなったときや、OSが立ち上がらなくなったときに起動し、キャッシュの消去や強制初期化といった操作が行えます。
セーフモードよりも深いレベルでの修復や初期化が可能であり、より「緊急性の高い」対応が必要なときに使われます。
このように考えると、セーフモードは軽度な不具合に対応するための診断ツール、リカバリーモードは深刻なトラブルに対処するための最終手段という立ち位置にあります。
どちらのモードもZTEスマホには備わっており、正しい知識があれば自力である程度のトラブル対応が可能になります。
ただし、どちらの操作にもリスクが伴うため、実行前にはしっかりと状況を確認し、必要に応じて専門家に相談することも検討しましょう。
Liberoのリカバリーモード起動手順
ZTE Liberoシリーズのスマートフォンでリカバリーモードを起動するには、いくつかの手順を踏む必要があります。
モデルによって若干の違いはありますが、基本的な操作は共通しています。
まず、端末の電源を完全にオフにしてください。
この際、電源が切れない場合は、電源ボタンを10秒以上長押しして強制的に電源を落とします。
その後、「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に長押しします。通常であれば、画面に「ZTE」や「Recovery」といった文字が表示され、リカバリーモードの起動が始まります。
表示される画面は英語で構成されており、タッチ操作はできません。
操作は音量ボタンで項目を選び、電源ボタンで決定します。
リカバリーモードに入ると、「Reboot system now」や「Wipe data/factory reset」など複数のメニューが表示されます。
ただし、一部のLibero端末では上記の方法でリカバリーモードに入れないという報告もあります。
これはZTE独自のセキュリティ仕様や、キャリアモデルにおける制限が関係している可能性があります。
特に中古端末や、メルカリなどの個人売買で入手したLiberoでは、初期化やリカバリーモードが利用できないケースもあるため注意が必要です。
そのため、上記手順でリカバリーモードが起動しない場合は、端末の正式なサポートページやZTEの公式情報、キャリア(ワイモバイルなど)への問い合わせも検討しましょう。
自己判断で無理に操作を行うと、端末が再起不能になるリスクもあります。
慎重に手順を進めることが重要です。
リカバリーモードと初期化の違いを解説

リカバリーモードと初期化は、どちらもスマートフォンのトラブルに対処する方法として知られていますが、それぞれの目的や機能には明確な違いがあります。
混同してしまうと、必要以上の操作を行ってしまう危険もあるため、ここでは両者の違いを整理しておきましょう。
リカバリーモードとは、Android端末に搭載されているシステムメンテナンス用のモードであり、通常の起動ができないときやタッチ操作が不能な状況で活用されます。
このモードでは、「初期化」だけでなく、「システムの再起動」「キャッシュの消去」「OSアップデート」など、複数の選択肢から操作を行うことが可能です。
つまり、リカバリーモード自体は「操作するための入り口」であり、必ずしも初期化が行われるわけではありません。
一方、「初期化」とは、端末を工場出荷時の状態に戻す処理を指します。
これにより、スマートフォン内のデータ(写真、連絡先、アプリなど)はすべて削除され、設定も初期状態になります。
初期化はリカバリーモードのメニュー項目の一つである「Wipe data / factory reset」を選ぶことで実行されますが、その他にも設定アプリから行う方法やPCと接続して初期化する方法も存在します。
つまり、リカバリーモードは複数の操作を実行するための手段であり、その中のひとつに「初期化」が含まれているという関係になります。
この違いを理解しておかないと、例えば「リカバリーモードに入っただけで初期化されてしまう」といった誤解が生まれる可能性があります。
誤操作を防ぐためにも、リカバリーモードの各メニューの意味をあらかじめ把握しておくことが大切です。
特に「Wipe data / factory reset」は一度実行するとデータの復旧が難しいため、慎重な判断が求められます。
ZTEスマホでリカバリーモードから抜け出せない時は?
- リカバリーモードが解除できない原因
- 強制初期化で解除する方法
- 強制初期化で消えるデータと注意点
- キャリアショップへの相談方法
- 第三者修理店に依頼するメリット
- リカバリーモード使用時の注意点まとめ
リカバリーモードが解除できない原因

リカバリーモードが解除できない原因には、ソフトウェアの不具合や操作ミス、端末固有の制限など、いくつかのパターンが存在します。
ZTEスマホを含むAndroid端末では、本来「Reboot system now」などの操作によってリカバリーモードから通常モードへ戻ることが可能です。
しかし、うまく戻れない場合は何かしらの障害が発生していると考えられます。
まず考えられるのは、システムファイルの破損です。
アップデートの途中で電源が落ちたり、ストレージの容量不足で正常に更新処理が行えなかった場合などに、起動に必要なファイルが壊れてしまうことがあります。
このような状態になると、再起動してもOSが立ち上がらず、リカバリーモードにとどまってしまうことがあります。
また、端末の操作自体に誤りがあるケースも見られます。
例えば、リカバリーモードの画面が表示されたあと、正しいボタン操作を行わずにそのまま放置していると、再び自動的にリカバリーモードに戻ってしまうことがあります。
特にタッチ操作が効かない点を知らないと、画面をタップしても反応せず「故障した」と思い込むユーザーも少なくありません。
ZTE Liberoなどの一部機種では、販売元やキャリアによってリカバリーモードの挙動が制限されていることもあります。
セキュリティ上の理由から、特定のボタン操作が有効になっておらず、通常の方法ではリカバリーモードから抜け出せないよう設計されていることもあります。
これらの状況を踏まえると、解除できないからといってすぐに端末の故障と断定せず、まずは操作方法を見直すことが重要です。
公式サポートページやマニュアルを参照しながら、正しい手順でリカバリーモードからの脱出を試みましょう。
強制初期化で解除する方法
リカバリーモードからどうしても抜け出せない場合には、「強制初期化」という方法が有効です。
これは端末を完全に初期状態に戻す処理で、リカバリーモードから通常起動ができない深刻なトラブルに対する最終手段とも言えます。
強制初期化を行うには、まずリカバリーモードの画面を表示させる必要があります。
端末の電源を切り、「電源ボタン」と「音量上ボタン」など機種特有の組み合わせを長押しすることでリカバリーモードに入ります。
メニューが表示されたら、「Wipe data / factory reset」という項目を音量ボタンで選び、電源ボタンで決定します。
この操作を実行すると、端末は工場出荷時の状態に戻ります。
操作後に再起動を促されるので、「Reboot system now」を選択することで、通常の起動画面へと進みます。
仮にOSの深い部分で不具合が発生していたとしても、この処理で正常に戻るケースは少なくありません。
ただし、強制初期化はあくまでも最後の手段として捉えるべきです。
実行するとすべてのユーザーデータが削除されるため、バックアップをとっていない状態では多くの情報が失われてしまいます。
操作前にはデータ消失のリスクをしっかり認識し、可能であれば専門店に相談してから実施する方が安全です。
なお、強制初期化後には「Device Protection(端末保護機能)」が働く場合があります。
これは端末を盗難や不正利用から守るセキュリティ機能で、初期化前に使用していたGoogleアカウントで再ログインしなければ端末の使用ができません。
アカウント情報を忘れてしまうと、初期化後でも端末がロックされたままになるため、事前にログイン情報を確認しておきましょう。
強制初期化で消えるデータと注意点

強制初期化を行うと、端末に保存されているほぼすべてのデータが削除されます。
これは通常の初期化と同様に、スマートフォンを工場出荷時の状態に戻すための処理であり、手元にあるデータは復元が非常に困難になります。
消えるデータの代表的なものとしては、写真や動画、連絡先、インストールしたアプリ、アプリ内のデータ、SMS履歴、設定情報、Wi-Fiパスワードなどが挙げられます。
内部ストレージに保存していた情報は、ほぼ全て消去されると考えて差し支えありません。
これに対して、microSDカードに保存されているデータやクラウド(Googleドライブ、Googleフォトなど)にバックアップされた情報は影響を受けません。
事前にバックアップを取っておけば、初期化後の復元が比較的スムーズに行えます。
注意点としては、初期化したあとにGoogleアカウントの再ログインが必須になる点です。
これを怠ると、Device Protection(端末保護機能)が働き、本人確認ができない限り端末の使用が制限されます。
フリマアプリや中古で購入した端末では特に問題となりやすく、前の所有者のアカウント情報が残っている場合は初期化しても再利用ができません。
さらに、強制初期化後は端末の保証が無効になる可能性もあります。
特にキャリア契約中の端末やサポート契約に加入している場合は、初期化によってサポート対象外になることもあるため、注意が必要です。
できるだけ事前にキャリアやメーカーのサポート窓口に相談し、強制初期化が妥当かどうかを判断してもらうのが安全です。
強制初期化は便利で即効性のある手段ですが、データ喪失やアカウントの再認証といったリスクが伴います。
最終手段として位置づけ、慎重に行うことが求められます。
キャリアショップへの相談方法
リカバリーモードから抜け出せない、強制初期化が必要かもしれないといったトラブルに直面した場合、契約している携帯キャリアのショップに相談するのは非常に有効な手段です。
特にdocomo・au・SoftBank・Y!mobileといった大手キャリアで購入した端末であれば、サポート体制が充実しており、的確なアドバイスや対応を受けることができます。
まず、相談前に確認しておきたいのが「契約者情報」「購入時のレシートや契約書」「端末の状態」です。
これらを準備してからショップに訪れると、スムーズに話を進めることができます。
特に、端末が自力で起動しないような状態であれば、再現状況をできるだけ詳しく伝えることで、原因の特定が早まります。
キャリアショップでは、スタッフがリカバリーモードの解除操作を代行してくれる場合もあります。
ただし、解除できないほどシステムが破損しているケースでは、初期化や修理が必要になることも少なくありません。
その際、キャリアの提供する補償サービス(例:端末補償オプションやあんしん保証パックなど)に加入していれば、比較的安価で修理や交換が可能です。
また、キャリアショップでは対面で操作のサポートを受けられるため、スマートフォンの操作に不慣れな方にも安心です。
スタッフが目の前で画面を見ながら説明してくれるため、ネットや説明書ではわかりづらい内容も理解しやすくなります。
ただし、相談には待ち時間が発生することもあるため、事前に来店予約をしておくのがおすすめです。
また、ショップによってはデータの復旧には対応していない場合もありますので、バックアップの有無を確認しながら相談を進めましょう。
第三者修理店に依頼するメリット

スマートフォンがリカバリーモードから抜け出せない場合や、強制初期化を回避したいと考えている方にとって、第三者修理店の利用は有力な選択肢のひとつです。
特にZTEなどの海外ブランド端末や中古端末の場合、キャリアやメーカーで対応できないケースもあるため、こうした修理店の柔軟な対応力が役立ちます。
最大のメリットは、「即日対応」と「データを消さずに修理できる可能性がある」という点です。
第三者修理店では、端末の状態をその場で確認し、可能であればソフトウェア的な問題だけを修正してくれることがあります。
これにより、工場出荷状態に戻すことなく、端末を通常の状態に戻せる可能性が高まります。
さらに、予約なしでも対応可能な店舗が多く、急なトラブルにも迅速に対応してもらえます。
店舗によっては総務省の登録修理業者として認可を受けているところもあり、一定の技術力や信頼性が担保されています。
安心して依頼するためには、事前に公式サイトや口コミなどで信頼できる店舗を選ぶことが大切です。
費用面でも、キャリアやメーカーより安価で対応してもらえる場合があり、保証が切れている端末や個人売買で購入した中古端末でも柔軟に対応してくれるのが魅力です。
データの取り出しだけを依頼することも可能なため、「初期化せずにどうにかしたい」という方にとっては、強い味方になります。
ただし、店舗によってはZTEのような一部機種に対応していないこともあるため、事前に対応機種の確認をするのが確実です。
また、修理内容や保証の有無も確認しておくと安心です。
リカバリーモード使用時の注意点まとめ
リカバリーモードは、Android端末の不具合を解消するための便利な機能ですが、取り扱いを誤ると取り返しのつかない結果になることもあります。
特にZTEスマホのように、モデルごとに仕様が異なる端末では、注意点を把握した上での慎重な操作が求められます。
まず押さえておきたいのは、「操作中はタッチパネルが使えない」という点です。
画面上にメニューが表示されていても、操作はすべて音量ボタンと電源ボタンで行います。
この仕様を知らないままタップ操作を繰り返すと、操作できないと誤解してしまう可能性があります。
次に、「メニュー名が英語表記」であることにも注意が必要です。
特に「Wipe data / factory reset」は端末を完全に初期化する項目であり、これを誤って選択してしまうと、保存していたデータがすべて削除されてしまいます。
意味を正しく理解してから操作することが大切です。
また、リカバリーモードを使用すると、機種によってはメーカー保証が適用外になるケースもあります。
非公式な操作とみなされることで、修理対応を断られる場合があるため、自己責任での使用が前提です。
万が一のリスクを避けたい場合は、サポート窓口への相談を優先しましょう。
さらに、リカバリーモードで初期化を行うと、「Device Protection(端末保護機能)」が発動することがあります。
この機能により、初期化前に使用していたGoogleアカウントで再ログインしない限り、端末の使用が制限されます。
中古端末や譲渡品の場合、このプロセスがスムーズに進まないことがあるため、注意が必要です。
このように、リカバリーモードは便利な一方で、使用にはいくつかのリスクが伴います。
操作前には必ず必要な情報を確認し、可能であればバックアップを取ってから進めるようにしましょう。
慎重に対応すれば、トラブル時の心強いサポートツールとなります。